ftpの使用方法(ネットにつなげた状態で。)


注:この方法はMS-DOS操作に慣れた方が行ってください。
便宜上自らが入力するところは赤字で示しました。
自ら打つキーは青色で示しました。

MS-DOSプロンプトを開く。
C:\WINDOWS>(NECのPC-98シリーズの場合はA:\WINDOWS>)
この状態で転送するものがある場所を指定
☆Cドライブ以外のドライブに転送するファイルがある場合
ドライブ名:(Enter or リターン)とすればドライブを移動できる。
ex)
C:\WINDOWS>D:(Enter or リターン)
D:\>
このような感じとなる。
ドライブの指定ができたら今度はフォルダの指定
フォルダの指定をするには CD(CHANGE DIRECTORY)を使う
例えばデスクトップにファイルを置いている場合は
C:\WINDOWS>cd デスクトップ(Enter or リターン)
C:\WINDOWS\デスクトップ>
このような感じになる。ここで注意すべきことは「デスクトップ」は半角カタカナであること。
このようにしてどんどん下の階層に行くことができる。
逆に上の階層に行くのはこのようにする。
C:\WINDOWS\デスクトップ>cd ../(Enter or リターン)
C:\WINDOWS>
中にあるファイルを見るためには DIR を使う
C:\WINDOWS>dir(Enter or リターン)
このようにすると中のファイルが表示される。
以上がftpを利用する前までの操作である
ここから本格的にftpの作業である。(ここからは便宜上作業を行うドライブをDドライブとし、作業を行う場所を「D:\」cgiを「D:\cgi」画像を「D:\img」とする)
ftpへの移り方
D:\>ftp(Enter or リターン)
これでコマンドプロンプトがftpになる(ftp> と表示されるようになる。)

サイトを開く
open サイト名 で開くことが出来る
ftp>open ftp.tripod.co.jp(Enter or リターン)
このように行う
そうするとIDとPASSWORDを聞かれるので、自分のものを入力。ここで注意しなければいけないのは、パスワードを打った時には画面には表示されないということだ。WINDOWSでは「*」マークなどで隠されるが、ftpでは表示されないことでプライバシーを守っている
そしてログイン。
サイトに入って最初にしなければならないのは作業フォルダへの移動。
そのまま転送できる場合もあるが、ほとんどの場合「public_html」フォルダに転送しなければならない場合が多い。(tripodの場合はそのまま転送できると思う)
ここで使うのはDOSの時も使用したCD(CHANGE DIRECTORY)である。
ftp>cd public_html(Enter or リターン)
ftpの場合は転送した先がわからないので自分のいる位置を常に把握しておく。

転送開始
いよいよ転送開始だが、一つ注意点。アスキーモードとバイナリーモードの切り替え。
テキストデータ(htmlやdat、cgiファイルもこれに含まれる)
バイナリーデータ(画像ファイルや音楽ファイルなど。テキストデータ以外のもの)
これの切り替えを行う
ftp>ascii(Enter or リターン)(アスキーモードへ)
ftp>binary(Enter or リターン)(バイナリーモードへ)
転送
ftp>send index.htm(Enter or リターン)
これで送ることができる
フォルダの作成は(imgのフォルダ)
ftp>mkdir img(Enter or リターン)
ローカルのディレクトリをimgに変更するのは
ftp>lcd img(Enter or リターン)
ついでに言うと、imgフォルダに転送を行う場合はサーバー側のほうもディレクトリをimgに移らなければならない
それは
ftp>cd img(Enter or リターン)
このように行う

送受信終了すると
ftp>close(Enter or リターン)(ftpが閉じられる。ここからまた他のサイトへftpできる)
ftp>bye(Enter or リターン)

exit(Enter or リターン)(MS-DOSプロンプトを抜ける)


ここを見られた方へ
これでわかんないことがあったらtomoに電話ください。説明します

関連事項:パーミッションの設定